てぬぐい [本]
なんだ、この雑誌は?
最近の青年誌というか少年誌は、誌名が見えなくなるくらいに活字をかぶせるのが流儀なのでしょうか。見にくい雑誌名に腹を立てつつも何故に購入したかと申しますと。。。表紙の左下辺りにご注目くださいませ。
なんと、高野文子の手ぬぐいが付録だという。驚きだあ。
『絶対安全剃刀』に収録された「ふとん」の一場面がデザインされています。この雑誌にも再録されております。付録目的で買い占める人がでるかも、でないかも。
手元には1984年に買った第16刷のものがあります。まだ絶版にはなっていないようですね。
月刊 COMIC (コミック) リュウ 2009年 11月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 雑誌
発売日は24日だね。
『毛沢東のバレエダンサー』 リー・ツンシン [本]
今日、雑誌『ダ・ヴィンチ』を立ち読みしに行ったら、がっつりとゴムが掛かっていて読めませんでした。仕方がない、職場の売店で読もうかな、読めるかな、うーん。立ち読みの目的は他でもない『舞姫 テレプシコーラ』なわけです。悶々としつつ、店内を一巡りして発見したのがコチラの本です。バレエつながり?
これは、毛沢東時代に全土から素質のありそうな子供を選抜して、芸術のエリートとして育てられた少年の物語です。国家権力にモノを言わせて、強引に集めてきて、徹底的な英才教育(ワガノワ・メソッド!)とともに思想教育も施すのです。資質のある子が、指導者と出会う事によって、すばらしい成長を遂げてやがて世界へとでていくことになります。中国の農民の子がヒューストンのプリンシパルです。赤貧の生活のなかで支え合う家族の絆と、友情と、半端じゃない血の滲む努力によって、成し遂げられるその物語は実話です。すごすぎるぞ。
でもって、これは映画化されます。
公式サイトはこちら。http://www.maoslastdancermovie.com/
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,890 円
『がんと闘った科学者の記録』 戸塚洋二 [本]
- 作者: 戸塚 洋二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
『終末のフール』 伊坂幸太郎 [本]
これもまた、舞台が仙台です。あと8年で地球が終わる、ということがわかってから5年後のお話。パニックが去って、なんとなく平穏に時が過ぎていくようになった、そんな頃の日常を切り取っています。
帯がなくなちゃってますけど、これも『ナツイチ』フェアの1冊です。次男に買ってあげました。でもって、ストラップは私がいただきました。「好きなものを買ってあげるから、ここから(ナツイチから)選んでね。」ってな感じ。この時の彼のチョイスは。。。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 660 円
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 540 円
でした。
追記:直したよん(泣)
『もやしもん 8』 石川雅之 [本]
今回の『もやしもん』はビールです。先日ちょこっとかじった、醸造法の違いやら、加熱やらの薀蓄が満載です。自分が飲んだことのあるブルワリーのロゴや名前を探して楽しみましょう。
どう?農大。
もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)
- 作者: 石川 雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: コミック
酒井法子の報道は異常だ。なぜ、NHKでも朝晩報道する?日本においてどこがそれほど重要?その内容も、彼女がどうしたこうした、というものだけで、本質がない。何かよほど報道したくないことから目をそらそうとしているのか。それは何?選挙?自民党の劣勢?何か大事なことが小さく小さく報道されていないか?なんだろう、どれだろう。
何かおかしいよ。
『さよならバースディ』 荻原 浩 [本]
サルは正直なんです、というお話。人間同士がうまくコミュニケーションがとれないのに、他の動物ととろうなんて無理なこと。1対1でわかってるつもりになっているのが、お互いに幸せなんだろうなあ。
主人公の恋愛の対象である女性について、あまり共感できないのです。共感しにくいように描かれている、というほうが合っているかなあ。だから、その女性に夢中になる主人公にも共感しにくくなってしまいます。
学会というところは、小説家から見たら、そんなに気持ち悪いものなんですかね。
ラストシーンには涙ぐみながら読んだくせに、レビューしようとしたら、えらい辛口になってしまいました。なんでかな。
サッポロラガービール [本]
朝の通勤途中のコンビニエンスストアで見たことないビールを見つけて、それが「コンビニ限定」だったり「コンビニ先行販売」だったりすると、そこはそれ、素通りできないわけです。なので、ついついお買い上げしてしまい、職場にビール持参で出勤となるわけです。見つからないようにひっそりと冷蔵庫にしまい、帰宅するときには忘れないようにしなければなりません。忘れた場合、見つかって笑いものになるか、誰かに持ち去られて泣き寝入りするか、まあどちらかでしょうね。
こちらは、無事に持ち帰ってウチで飲みました。やっぱり帰宅後すぐに飲むためには、冷やしておくことが肝心ですなあ。
『冬の伽藍』 小池真理子 [本]
『無伴奏』 小池真理子 [本]
舞台は1960年代の仙台です。
作品の空気感のようなものを、匂いまで感じることができるかどうかは、街を知っているかどうかで大きく変ってくるのではないかと思います。この作品に限らず、舞台となる地を理解しているかどうかで味わいの深さが違います。
ストーリーよりも街の匂いの記憶にむせました。実際に北山の近くの寺の離れに住んでいたのは、誰だったか。大学のとある部屋の印刷機とか。和菓子屋さんとか。記憶の底にあるものが浮かんできそうでした。
ここを舞台に選んだ作者の目論見にまんまと嵌ってしまったようです。残念ながら時代が大分違います。60年代に学生だったなら、時代の放つ匂いも思い出して感慨に浸れることでしょう。
『光の回廊』 清原なつの [本]
文庫になっていたのでつい買ってしまいました。今年ブームを起こした、興福寺の『阿修羅像』を巡る物語です。20年前に発売されたコミックスも持っていますので一緒に撮りました。安宿媛のお召し物がちょっと違います。あの阿修羅は、絶対ほっぺが赤い気がします。
藤原鎌足の孫であり孝謙・称徳天皇の母である安宿媛は、阿修羅像を作ったペルシアから渡来した仏師を愛していた、というストーリィです。血なまぐさい陰謀渦巻く藤原家のなかで、平和を願って生きた女性ということになっています。ちょこっと日本史が好きな少女が嵌っちゃう切ないラブストーリィ。初めて読んだときよりも、切なさが薄くなっているようで、自分の感性が鈍くなってる?
文庫には『3丁目のサテンドール』も収録されてます。光の回廊より更に古いです。雑誌『りぼん』でリアルタイムでも読みました。今読んでもシュールでおもしろい。
黄色のオートルファが出てます。かわいいのお。他にもレンガ色のコンフェッティとか掘り出し物がたくさん。サンプル品みたいですが、ここのサンプルサイズは90Bだからなあ、合わないねえ。ランジェリーケースあたりを落としてみるのも楽しいかも。かも?
お値段下がってます。いいなあ、いいなあ。