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『震える牛』 相場 英雄 [読んだ本]

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先日のブラックボックスは野菜~サラダの工場がモチーフで、今回は食肉です。

2年前におきた事件は、不良外国人によるお金欲しさの強盗殺人事件として、犯人があがらないまま未解決となっていた。迷宮入り寸前の事件の再捜査を引け受けた捜査一課の警部補が、得意の地取りと鑑取りで、事件の核心に迫っていく。その過程で、地方小都市の衰退の問題やデフレによって脅かされる食の安全を照らし出す。

地道な捜査から徐々に事件の構図が浮かび上がってくるのは見事です。

このタイトルと表紙の牛の頭蓋骨から何をイメージしますか?ちょっとそこで失敗している感じ。それと、ちょっと説明不十分なところがあって、場面展開についていけなくなることがある。

震える牛

震える牛

  • 作者: 相場 英雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/01/31
  • メディア: 単行本


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