『乙嫁語り 1巻』 森 薫・『舞姫-テレプシコーラ 第2部3巻』 山岸 凉子 [本]
ネットで予約しておくと発売と同時に発送されてきて便利ぃ。
舞姫はリアルタイムで雑誌を読んでます。立ち読みなもので、改めてコミックスで読み直すとまた一味です。六花ちゃん、コンテを棄権して絶望的展開になってますが、コミックスで大会の様子を読み直すと、相当審査員の注目を浴びているように見えます。その評価が何がしか結果に繋がっていないはずはないと思えて仕方がないです。
舞姫の紙面と比較して、描き込みが強くて全体的に黒っぽい感じの乙嫁語りです。ビジュアルに描きたいという作者の思いが伝わってきます。ビクトリア朝の室内装飾や衣装もただならぬ描き込みでしたが、中央アジアの描き込みもまたただならぬ細かさです。第5話の扉絵なんか超絶です。作者の手が心配になってきます。
乙嫁語り読みました~。
エマは雑誌の立ち読みをしつつ、単行本も買っていたのですが、こちらは連載すら知らなかったです。
相変わらず作者の趣味まるだしなあたりが素敵でした。
by ぐーママ (2009-10-28 22:37)
■ぐーママさん
あんなにメイドで盛り上がったのに、あっさり違う作品なので不思議でした。
こちらも趣味だったのだと納得ですよね。
勝手にリンクしている『ヘリオトロープ』は森さんのブログです。
by おごんち (2009-10-29 00:03)
お久しぶりの、HINAKAです。
おごんち様
森薫さんの個人ブログを御存じなら、当然御存じだと思いますが、『コミックナタリー・森薫氏の「乙嫁語り」製作現場を、密着取材!』で、その脅威の書き込みの現場風景が、克明に撮影されています。
(蛇足と思いつつ、念の為にURLを置いておきます。ただし、これも念の為に、先頭のhは削除しておきます)
コミック・ナタリー・「乙嫁語り」密着取材
URL・*ttp://natalie.mu/comic/pp/otoyomegatari
そしてここでの、取材の受け答えから、森さんのところへ、多数の「指や手は大丈夫ですか!?」という問い合わせがあったようですが、それこそ〈ヘリオトロープ 〉ブログで、完全否定されました。
ただ、その映像を見て、本当に白紙からあの絵が描かれるのだと、分かっていても、何だか魔法を見ているみたいです。
まさに、紙の上の魔術師!神業的、作品!!お願いですからもう、コミック化の時点での、加筆修正はヤメテ下さい!と個人的に、悲鳴を上げております。
この辺の事を踏まえて、何件か拙ブログを、トラック・バックさせていただきます。
御笑覧いただければ、幸いです。
それでは、また。
by HINAKA (2009-10-30 13:08)
■HINAKAさん
こんにちは、お久しぶりですね。
『ヘリオトロープ』は左のサイドバーにリンク貼ってあります。
否定されても、やっぱり手が大丈夫であり続けることを祈るばかりです。
下絵といっても、相当練習した後に本番の下絵を描いているのかと思うと、1つ1つのカットに込められた、作者の思いと時間を感じずにはいられません。
掲載されている映像を眺めては、やっぱり超絶テクニックにほれぼれしてしまいます。
ところで、乙嫁語りのコミックスも加筆修正されているのでしょうか?
by おごんち (2009-11-01 22:44)
HINAKAです。
おごんち様
リンク、確認いたしました!
加筆修正は、やはりありますね……記事にさせていただいた、「エマ」最終回「新しい時代(前・中・後編)」程ではありませんが。
ですから、あの大きく重たい「Fellows!」を、どうしようか?悩んでいるところです。「乙嫁語り」のところだけ切り取るという方も、いらっしゃいますが……。
今回は、騎馬を中心にダイナミックに動くところが多いので、大ゴマは大変魅力的です。特に、見開きの表紙が!(必ず表紙が、数頁後というのが、今回のスタイルですね!)困ったモノです。
事実上は、コミックスだけでも充分だと、思うのですが……。
贅沢の逆で、実に矮小な悩みです。
それでは、また。
by HINAKA (2009-11-02 17:52)
■HINAKAさん
コミック化に際しての加筆修正は、やっぱり避けられないのでしょうね。
特にコミック化に時間を要しているものほど顕著かもしれません。
こちらの作品の場合、原画サイズに近いほうがより作画の魅力を感じることができそうですので、やっぱり両方保存でしょう。笑
by おごんち (2009-11-02 22:50)