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プラビックス [薬]

きたきた!

 硫酸クロピドグレルです。塩酸チクロピジンを凌駕するのは確実として、今後プラスグレルが追随できるか注目です。

 とはいえ、三共と第一は合併するのでした。

このようなところへおこしいただきありがとうございます。

情報をお求めの方は こちら とか こちら (英語です)

メーカーサイトの情報は ここ

 


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コメント 25

アキ

プラスグレルの日本発売はいつ頃でしょうか?
欧米ではフェイズⅢとのことですが、日本ではフェイズⅠですよね?
欧米の試験結果をブリッジングして早期発売は可能でしょうか?
by アキ (2006-04-02 00:40) 

おごんち

アキさん、こんにちは。
プラスグレルの発売についてご興味がおありになるということは、メーカーや当局に問い合わせできる立場にいらっしゃるものと推察します。残念ながら、私は詳しい情報は存じません。まずは、クロピドグレルを安全かつ、効果的に使用できるように、と思っています。
よろしくお願いします。
by おごんち (2006-04-02 22:17) 

アキ

お返事ありがとうございます。
クロピドグレルには期待してます。あの薬剤はチクロピジンと同じ効果で安全性が高いと伺ってますが、他に売りポイントは?
by アキ (2006-04-08 11:53) 

おごんち

ローディングドーズ法が使えることだと思っています。
Emergent PCI にも対応できるようになるでしょう。
とはいえ、心血管系の適応はまだちょっと先のようで、
それまでどうするかが頭の痛い問題ですね。
by おごんち (2006-04-08 12:38) 

アキ

なるほどです。
ありがとうございました。
効果的かつ安全に使えればADP受容体拮抗薬は有用だと思います。
ASAに優った初めての薬剤ですからね。
でも、10%優るのを過大評価して良いものかどうか・・・。
by アキ (2006-04-08 14:19) 

ポンスカ

クロピドグレルいよいよ発売ですね。先日某国の調剤薬局で購入した際、日本円換算で215円/75mg程度でした。日本国内では有用性加算もあり思ったより高そうです。
by ポンスカ (2006-04-23 16:37) 

おごんち

ポンスカさん、ようこそ。
輸入代行業者に依頼すると、400-600円/75mgぐらいのようでした。
薬価はまだ確認していませんが、1日の薬価がシロスタゾールの先発品よりも安いといいな、と思っています。
by おごんち (2006-04-23 17:07) 

アキ

289.60円/75mg錠だそうです。
シロスタゾールの1日薬価よりは安いですね。
なぜ、TTPや肝障害が現れないのかが不思議です。
ところで、チクロピジンはローディング出来ないそうですが、あの薬は100mgも200mgも血小板凝集抑制作用は同じなのでしょうか?
by アキ (2006-04-23 18:00) 

おごんち

アキさん、こんばんは。情報ありがとうございます。
クロピドグレルにも同様の副作用は現れますが、
その頻度が低いのです。
従って、使用に際してはチクロピジン同様の注意が必要です。
100mgでは十分な抗血小板作用が発現できないと認識しています。
現在、根拠となるデータは持っていないのですが。
by おごんち (2006-04-23 22:18) 

広辞苑

アキさん おこんちさん、こんばんは
チクロピジンは代謝酵素CYP2C19を利用(日本人の約20%が持っていない)
から肝機能障害が多いのでは・・・と言われているようです。
ちなみにシロスタゾールもCYP2C19を利用します。
(いずれも明確にはわかっていないことですが・・・)
チクロピジンの血小板凝集抑制作用は用量依存的に高くなるはずです。
ただDr.によって使用量は異なり、100mg/日、200mg/日、300mg/日
のいずれかで、少なくなっている傾向は強いですね。
by 広辞苑 (2006-05-06 22:25) 

おごんち

広辞苑さん、ようこそ。
チクロピジンの副作用発現が、遺伝子多型の分析で予測できるかも、
ということですね。
クロピドグレルはどうなのでしょう。
by おごんち (2006-05-07 16:34) 

アキ

広辞苑さんへ。ご回答ありがとうございます。
ただ、ひとつ解らない点があります。
チクロピジンは活性代謝物が効果を示すと聞いています。CYP2C19を持たないひとが飲んだ場合、代謝されないので効果も肝機能障害も起きないのでは?
by アキ (2006-05-07 21:59) 

おごんち

チクロピジンの代謝に関わる酵素は複数あって、薬理作用を示す代謝物と副作用を起こす代謝物が同じなのか、別なのか、そのあたりがはっきりしていないのではないかと思います。
by おごんち (2006-05-07 22:33) 

広辞苑

アキさん おこんちさん こんばんは、
代謝を受けずに残った未変化体による副作用の発現は、以前も数多く報告があったことと記憶しています。(CYP3A4など)代謝を受ければ活性代謝物が薬効を示すのですが、ある代謝酵素(CYP2C19)が欠損していて代謝を受けずに残った未変化体が肝機能障害を引き起こしているのでは・・・という推論です。
ただ おこんちさんのおっしゃるとおりチクロピジンの代謝酵素はCYP2C19以外にもCYP2C9,CYP3A4で代謝を受けます。しかし、この活性代謝物は定量することができない点で詳細は不明であると言われています。
by 広辞苑 (2006-05-07 23:32) 

おごんち

今日は待望の発売日です。
ようやくメーカーサイトで添付文書とIFが読めるようになりました。
by おごんち (2006-05-08 22:41) 

アキ

おこんちさん、広辞苑さんこんばんは。
遅レスすみません。
未変化体が副作用を引き起こすのですか?なるほど、それなら2C19の欠損が多い日本人には副作用が多いことが理解できますね。
おこんちさんがおっしゃる通り、各代謝酵素によって代謝された産物が副作用を起こすものとばかり思っておりました。
実際はどうなんでしょうか?DI見ても解らなかったです。
by アキ (2006-05-12 22:15) 

おごんち

こんにちは、おごんち(Ogonchi)です。
実際のところは解りません。
どなたかご存知のかたはいらっしゃらないものか・・・。
by おごんち (2006-05-13 09:39) 

アキ

すみません。
おごんちさんですね。
申し訳ありません。
by アキ (2006-05-13 10:16) 

おごんち

こんなHNは他に誰もいないようなので、
お気になさらず。
by おごんち (2006-05-15 16:02) 

アキ

お久しぶりです。
まだクロピドグレルの処方はないです。
パナルジンの200mgと同等の効果、との事ですが、パナルジンはここ最近は100mgでの処方になっているためプラビックスは効果が強すぎるかなぁ?と。
パナルジンの出血性副作用が100mgと200mgで差がないなら問題なく変更できるのですが、比較したデータは無いみたいですね。
by アキ (2006-05-28 14:46) 

おごんち

アキさん、こんばんは。
クロピドグレルの発売を待ち望んでいたのは、心血管領域です。
薬剤溶出ステント(DES)が、クロピドグレルに先行して承認されたためです。
DESというのはPCI後の再狭窄を防ぐ目的で、ステントに血管内膜の増殖を抑制する作用を持つ、シロリムスという免疫抑制剤をコーティングしたものです。
これによって、再狭窄率は従来のベアメタルステントと比較して驚異的に低下しますが、その作用ゆえに抗血小板剤の使用期間が最低3ヶ月は必要となります。すでにDESの成果を上げている国では、クロピドグレルを使用しています。未承認の本邦においては、チクロピジンを使用した場合の副作用回避が問題となっていました。従来は2週間使用した後、副作用が発現した場合にはチクロピジンをオフにすることが可能でしたが、DESの場合はオフにすることで再狭窄のリスクが高まります。やむなく効果の劣るシロスタゾールへ変更しなければなりませんでした。そのような事情で、DESを使用した場合の抗血小板剤として待ち望んでいたのです。
(ご存知でしたら失礼しました。あとで削除しておきます。)
by おごんち (2006-05-29 00:09) 

アキ

おごんちさんこんばんは。
上記の内容は存じ上げておりましたが削除する必要はないですよ。
クロピドグレルは脳梗塞にも良いみたいですよ。
脳梗塞に使われる抗血小板剤はアスピリンとシロスタゾールとチエノピリジンになります。
アスピリンは良い薬剤ですが消化管障害が起こる確率が高いです。
でも、アスピリン処方患者に定期的な内視鏡検査はしないですよね。
シロスタゾールはタキります。
高血圧を伴う脳梗塞に処方すると心臓にイベントが無くても狭心症になる可能性が否定出来ません。
さて、プラビックス。
パナルジンで問題になったTTP・無顆粒球症・肝障害が起こる確率が非常に少なく、副作用は軽微な肝障害と出血傾向。抗血小板剤としてのモニタリングだけで済む点は非常に評価出来ます。パナルジンと同様に血液検査を2週間に1回すれば大体の副作用はキャッチ出来ます。
シロスタゾールの脳梗塞に対する試験、クロピドグレルの脳梗塞に対する試験も脳梗塞の再発率は3%でした。
同じ効果ならば副作用が少ない薬剤が望まれるのでは・・・。
全て私的な意見です。
by アキ (2006-05-30 22:31) 

おごんち

コメントありがとうございます。
仰るとおりですね。
DES発売当時のJACCTの反応や個人輸入してまで使用したいという動きがあったことが、忘れられないのです。
by おごんち (2006-05-31 08:07) 

アキ

ありましたね。
クロピドが承認前なのにサイファーを発売するなんて(笑)
日本の厚生労働省が慎重になり過ぎる為、日本は医療後進国になっている気がします。
クロピドグレルですら欧米に遅れること9年。
抗癌剤はどれだけ遅れている事でしょう。
by アキ (2006-06-02 23:45) 

シロスタゾール

シロスタゾールは血管内皮機能を改善しない



・ 2011.2.4 学位論文においても疑惑画像が使用されていることが判明しました(Dokkyo journal of medical sciences 35(1), T1-T8, 2008)。当学位論文のFigure 1 の画像は、論文#3,#4,#5,#9で流用されています。また、Figure 1 では、シロスタゾール(分子量:369.46)という薬物を100μmol/Lという非常に高濃度で使用しています。しかしながら、シロスタゾールを単回服用した健常成人男子におけるシロスタゾール未変化体の血中薬物濃度は添付文書にも記載されているように最高血中濃度でさえ、わずか、763.9 ng/mL (= 約 2μM)です。つまり、当学位論文では、実際の50倍もの薬物濃度で実験していることになり、医学的・薬理学的に何の意味もありません。
これらのことから、一部の医者や製薬会社の間で喧伝されている「シロスタゾールが血管内皮機能を改善する」という学説が全くの嘘である可能性が出てきました。

実際に、シロスタゾールの血管内皮機能改善作用に関して報告した韓国人学者の論文においても捏造(画像流用)を発見しました(Figure3の最下段のα-Actinの画像が左右"AとB"で同一です)。

また、シロスタゾールを販売している大塚製薬の論文や、東京大学医学部附属病院老年病科の論文でも、30μMから100μMという薬理学的に意味の無い高濃度のシロスタゾールで実験し、「血管内皮細胞の機能を改善した」と結論づけており、同様の問題を指摘できます。

また、血管内皮細胞に発現し主要な働きをしているphosphodiesteraseのサブタイプは、PDEIV です。
一方、シロスタゾールは、PDEIII の選択的阻害剤です。このことからも、シロスタゾールの血管内皮機能改善作用については疑問がもたれます。

どのような物質でも高濃度で細胞・生体に与えれば機能が変化するのは当然であり、そのような無意味な実験で論文を出し業績を作り上げるという研究態度は正さなければなりません。税金の無駄であり、科学に何の進歩ももたらしません。



以下の3つの論文が、獨協医科大学から発表されているシロスタゾールに関する論文です。

いずれの論文においても、画像流用が認められており、また、非常に高濃度のシロスタゾールで実験を行っており、論文の結論に信用性が置けません。
by シロスタゾール (2011-02-05 00:32) 

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